通関士とは
通関士とは、通関業務に関する専門的知識、経験を有する専門家で、輸出入者にかわって通関手続の代理等を行う通関業者のもとで通関業務に従事する者をいいます。
通関士の業務
通関士は通関業者の従業者として働くことになりますが、その職務の内容について、通関業法第14条は、「通関業者が他人の依頼に応じて税関官署に提出する通関書類のうち、政令で定めるものについては、通関士にその内容を審査させ、かつ、これに記名押印させなければならない」こととして、通関業者の義務に結びつけることにより間接的に通関士の職務を規定しています。
ここでいう、通関士が審査と記名押印を行うこととされる政令で定める「通関書類」とは、通関業者が他人の依頼によって行う通関手続の中で重要とされる手続に係る書類のことを指します。
法令上明記されている通関士の職務は、上記の書類審査と記名押印ですが、これ以外にも通関書類の作成をはじめ、税関が行う調査、検査若しくは処分等に際し必要な主張、陳述等を行うなど、通関士は通関手続の責任者として重要な役割を果たしています。
通関士になるには
その資格要件としては、財務大臣が決定した問題によって各税関長が行う国家試験である「通関士試験」に合格しなければなりません。通関士試験は、昭和42年から毎年1回実施しています。
試験では、以下の知識が問われます。
通関業法 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法 通関書類の作成要領その他通関手続の実務
通関士についての問合せ先